G-DRAGONが韓国のコンビニチェーンCUと手を組み、限定のハイボールをリリースした。
名前は「PEACEMINUSONEハイボール」。アルコール度数は4.5%、ベースにはソーヴィニヨン・ブランを使用し、柑橘とハーブの軽やかな香りが広がる。甘すぎず、重たくもない。冷たい缶を手にしたとき、その味は都市の夜にちょうどいい温度を与えてくれる。
販売はCU店舗限定で、缶のデザインにはG-DRAGONらしいミニマルな美学が宿る。彼の象徴でもある“8”にちなんで、88万缶限定。いつでも買えるわけじゃない、けれど特別すぎるわけでもない。その絶妙な距離感が、彼らしい。
このハイボールが初めて登場したのは、2025年3月、ソウル・ドラゴンシティで開かれたイベント「Galaxy Robot Night」。未来的な空間で、ロボットがドリンクを配り、G-DRAGONのビジュアルが浮かび上がる。派手だけど静か、前衛的だけど分かりやすい。そんな空気を、そのまま缶の中に閉じ込めたようなプロダクトだった。
今、韓国では多くのアーティストが酒を手がけている。JAY PARKのWON SOJU、BTSのJINによるIGIN、パク・ソジュンのウイスキー「26」。G-DRAGONのアプローチはそれらと少し違う。彼の酒は、クラブではなくコンビニにある。日常のなかに、さりげなく置かれている。
PEACEMINUSONEハイボールは、韓国のコンビニチェーンCUにて購入可能だ。
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